家に入れなくなった話
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こんばんはケイタモスです。
先日、夜にバンドリハがあって、夜中にリハが終わってそのまま家にチャリで帰っていました。
リハ終わったあとチャリで帰ったからもうへっとへとですよ。
早く風呂に入ってサッパリしたい。
そして無事家の前に着きました。
さぁー、家に入ろう。
僕はズボンのポッケに入ってる鍵を…取り出し…鍵を…あれ?鍵?…えっ?鍵?
持ってる荷物全部ひっくり返しても鍵はないんだ。
5分探して僕はすぐに現実を理解した。鍵を紛失したって理解したよ。
ケイタ鍵無くしたってよ。
この時、時間は23時。まだ風呂に入る事を考えていた。
これから襲う絶望を予想しつつも、これはネタになるぞー!って少し喜んでる自分もいて嫌になっていました。
僕は家に入るため、色々試してみることにした。
まずは『パワー作戦』
説明すると難しいので簡単に言うと、男の鍛え上げられた力を使って、全力でドアノブをまわす作戦です。
この話で引っ張るのもアレなので結果だけいいますが、まぁもちろん開きませんがな。ドア開きませんがな。
次ですね。次だよ次。過去を振り返っちゃダメだ。
次の作戦『スパイ作戦』
ギターの弦を使って、ドアノブの鍵穴に突っ込み、ピッキングを試みる作戦です。
まぁもちろん開きませんがな。ドア開きませんがな。
次の作戦『普通の泥棒』
これはもうベランダから進入するだけ。 僕結構壁とかよじ登るの得意なんで、余裕だと思ってたんだけど、夜中に人んちの壁上るのって音がめちゃめちゃ響いて普通に泥棒の音がするんですね。
逮捕される雰囲気しか感じないので中止です。
万策が尽き、最後の手段として、大家さん家にピンポンして助けを求めましたがもちろん夜遅いので出ません。ふつうの迷惑野郎です。
結局僕は諦めて一度公園に行って作戦を練ることにしました。
皆さん多分思ってるでしょう。
鍵屋さん呼べばいいだろって。
これをちょっと見なさい。
鍵開けて貰うのってすごい高いんです。
僕はもうカラオケで朝まで過ごして朝イチに大家さんのとこに泣き付こうと考えていたら、 たまたま近くで飲んでいた友人が助けてやるよって言って遊びに来てくれました。神様です。
僕はその神に、今の状況を色々伝えました。
友人は、僕の発言の中で一つの言葉が引っかかってみたいです。
『ポストのすぐ下に置き鍵あるって言ったけど、それをなんかくっ付くテープとかで引き上げるのはどう?』
それだーーーー!!!!!
そう、僕は部屋のポストのすぐ下にいつも置き鍵を置いていた。 手では届かないけど、何か長いものなら届く。
今ここに、『サルベージ作戦』が始動した。
必要な道具はこちら。
原始人の持ち物ではありません。
ヒモとガムテープと石です。ローソンで買いました。
これを一つのアイテムにして、 床に落ちている鍵を引っ付けてサルベージする作戦です。
今伝説が幕を開けます(時刻は24時)
これはサルベージ中の私。 泥棒やん。
しかし!
小一時間格闘の末…ついに………!!!
うおおおおおおおお!!!!!! きたーーーー!!!!!
普通に大きな声で叫んだ。 時刻は26時、近所迷惑大魔王爆誕。
この後、僕は無事に家の中に入る事ができ、翌日に合い鍵を2つ作ったのであった。
ちなみに最初に行ったパワー作戦の影響でドアノブは壊れた。
中途半端な力では誰も守ることは出来ない。