登山初心者が捧げる富士山の登り方 その1
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この前、富士山に登ってきました。
それまで僕は高尾山と屋久島の縄文杉を見に行った時くらいしか山に登ったことなかったのですが、なんとか頂上まで登りきりましたよ。
結論から言うと富士山めちゃ最高です。ただもう当分登りたくない。 筋肉痛がエグいですからね。
ヒザがもうヒザじゃない。 階段降りるとき崩れ落ちるからね。歩き方完全にアシモやで。
でもどうやらまた別で、近いうちに富士山に登る計画が立ち始めました。 しかも筋肉痛が癒えないうちに。
そこで今回、自分への備忘録も兼ねて、富士山を初めて登った時の出来事を書いていこうと思います。
・富士山に登る予定がある ・富士山に登ろうとは思っているが予定はない ・山の良さがわからない
どれか一つでも当てはまる方は必ずタメになるでしょう。
それでは富士の旅にレッツゴー。
出発前夜、バンド練習を終えて時刻は23時。 家に帰ってなんやかんやして出発したのは午前2時。
何着て行ったらいいかわかんなかったので、半袖半パンで行こうとした時に、 友達にこういう服で富士山に行こうと伝えると、「死ぬで」と言われたので考えなおすことに。
結果、いつもランニングしてる時の服で行くことにしました。
春用のウィンドブレーカーに、その中は半袖のTシャツ。 下はハーフパンツの中にロングタイツを履いて完成。靴は普通のランニングシューズです。 後は財布代わりに、スノボの時に使ってるゴムバンド式のパスケースを腕につけて完璧。身軽。
私、荷物が大嫌いな人間でして、なるべく手ぶらに近い感じで行きたいんですよ。 なのでこの日の持ち物もスマホとクレジットカードと免許証と1万円のみ。
車で高速道路に乗って富士山のふもとまで行って、ついたのが4時ごろ。
そして車でそのまま5合目まで向かう道に進もうとしたら警備員の人に止められ衝撃の一言が。
「夏期はマイカー規制のため、5合目まではいけません」
はい、終わった。
この旅もう完全に終わったと思いました。エンドロールとかももう出始めてたし。完全に中島みゆきの糸がBGMで流れてた。
夜中の2時に集まってコンビニでタバコとコーヒー買ってちょっとドライブがてら富士山の下まで行って満足して帰宅。 免許取り立てではしゃいでる高校生の遊び方です。もうラーメン食べて帰ろう。
でもどうやら、シャトルバスに乗れば5合目まで行けるみたいです。 シャトルバス乗り場の場所をおしえてもらい、 駐車場まで移動して、駐車料金1000円を払ってバスのチケットを買おうと・・・、
買おうと・・・・?
えっ・・・。
めっちゃ並んでる!
早朝4時くらいなのに、100人くらいがバスのチケットを買うために並んでます。
でもこっちは1時間以上も時間かけてきてるわけですからね、引き下がれないよ。男だぜ・・・?
ご来光ちょっとでも見れたらいいなって感覚だったけど余裕でバスのチケット並び中にご来光でした。 完全にナメすぎてました。
結局4時に富士山のふもとには付いたけど、バスに乗れたのは6時くらいだったかな? 2時間くらい並んでたかもしれないです。
富士山の山頂でご来光が見たかったら、22時くらいには富士山のふもと着いてないとだめみたいです。
ちなみにバスのチケットは往復で2000円くらいでした。 確か、マイカーで5合目まで行けたとしても、通行料で2000円くらいかかるらしいからそんな変わんないかもしれないです。
そこから5合目について、時間は7時位に。
バスで並んで、若干もうヒザやられてテンションはちょっと下がり気味。
でもバスから降りた瞬間、テンションは上がった。 何故かと言うと景色がもうすでに最高すぎるのです。
ほら、最高!
テンションが上がりすぎた僕達はここで1つ目の過ちを犯しました。
これから頑張ろうねという意味合いの男の祝杯をしてしまいました。
そう。ビールです。
1杯引っ掛けてから登山かますことにしたのですが、これが後々地獄を見ることになるとはこの時は思いもしなかったのです・・・。
~次回予告~
意気揚々と富士山に足を踏み入れた男二人。
5合目の景色に二人は勝利の美酒に酔いしれる。 しかしその後様々な死角が二人を陥れるとは・・・。
頑張れ!俺たちは絶対勝ち抜いてみせるぜ!
次回、「ケイタ 高山病で死す!」
デュエルスタンバイ!