クレープ
【スポンサーリンク】
こんにちは。
我々SEVEN STEP、ただいま京都におります。
観光と思いきや今日はライブなのです。
そんでまぁ、京都にはやく着いたので、朝ごはん食べようと思って1人でブラブラしてたんですね。
カフェに入って、クレープセット的なやつがあったのでそれを食べてる時に思い出したことを今日は話そうと思います。
僕が幼稚園児くらいのころ、家族が出かけてて1人で家にお留守番していた時がありました。 ボーっとしながらソファに座ってたらクレープ食べたいなーと思ってきたんですよね。
僕は当時ケーキ屋さんになるのが夢でした。
でもでも、食べたいけど作り方わからないなぁ。 そんな時、僕の頭の中でマリーアントワネットと織田信長が、クレープが無ければ作ればいいじゃないホトトギス、と同時に言ってきました。
作ってみせようホトトギス。
それでも僕は、それまで料理というものをした事がありませんでしたし、親からは危ないからキッチンには近づくなって言われてました。
なので親がいない今の時間が絶好のクレープ日和。
僕は当時かわいい心を持っていたので、上手くできたらママとパパとお姉ちゃんにふるまってあげようと決意しました。僕は一人でほほえんだ。
しかし、当時インターネットというものは家になくて、作り方がわかりません。 そのため、過去に見たことがあるクレープ屋さんでお姉さんが作ってたクレープを想像しながら作ることにしました。
レッツクッキング。
まずはフライパンをコンロの上に置きます。
順調です。
次に火をつけ……。つけ方がわからない…。
5分くらいあれこれ探して、なんとか火をつけることに成功。MAX強火です。 中火とか弱火とか聞いたことないし、油を入れるという概念も当時の僕にはありませんでした。
フライパンを空焚きしたまま、冷蔵庫の中にあったたまごを発見。とりあえず6個くらいかっぱらう。
ちょっとここは褒めてほしいんですが、さすがにそのまま入れると目玉焼きになるって僕は気づいたのです。
ボウルにたまごをいれて黄色くなるまで混ぜます。
そしていよいよフライパンにたまごを投入。 当然、強火MAX空焚き全開のフライパンにたまごをいれた瞬間、中華料理みたいな音を立て始めました。
怯える僕。
たまごを薄く伸ばそうとしても、たまご6個分を一気にぶち込んだことにより、薄く伸ばすスペースが一切ありません。終わりの始まりです。
慌てて箸をたまごの下にいれるも油をしいてないことにより、どんどんたまごがスクランブルエッグになっていきます。
黒煙がキッチン中にたちこめていきます。 これは絶対に怒られるとすぐに悟りました。
火をなんとか止めて僕はフライパンの上にいるものを見て絶望した。なぜか、ふがしがあるのだ。
クレープを作ったはずなのになぜか、巨大なふがしがあるのだ。
これは確実に怒られる。 勝手にキッチンも使ったし、食材もフライパンもダメにしてしまった。
僕は『つくった』事自体を隠ぺいすることにした。
当時、ぼくが住んでいた家の裏に手頃な森があったので、森の奥深くにいってそこに穴を掘って埋めた。供養である。
埋めた後、家に帰ったらとにかく焦げ臭かったので全力で窓という窓を開けた。
とにかく怒られたくない一心で換気しまくった。
小一時間たったあと、親が帰ってきたが一瞬で、なんかお前やったろ!フライパンどこやった、って言われたので、森の中ですって言ったらかなり怒られキッチン出禁の判決を食らったのでした。
ちなみにケーキ屋さんの夢は、朝起きるのが早いってのを知ってやめました。
それじゃ、京都楽しんできます。