滝行体験してきた話【ポロリアドバイザー1級】

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滝に打たれてきた。

 

こんにちは、ケイタモスです。

先日、滝行体験をやってきたよ。(滝行=滝に打たれる修行みたいなやつ)

 

 

 

 

こういうアウトドア体験が大好きな先輩がいて、その人に誘われて今回行く事になったんだけど、まぁそんなに乗り気じゃなかった。

 

だって2月の寒空の下、滝に打たれるなんて罰ゲームすぎる。

 

 

 

 

でも、結果から言うと結構面白かった。行って良かった!

 

 

だから今日は滝行体験レポートを書こうと思う。

 

 


某日の朝、僕と先輩は滝行をやる場所に向けて出発した。

 

 

滝行までの道中、僕はまだ余裕。

 

 

昼前くらいに滝行の受付に到着し、担当の人に参加費用9000円を渡し、滝に打たれる際に着る用の空手着を受け取った。

 

 

 

 

これです。

 

 

白装束ではなく空手着だった。 何なら衣装は何でも良いらしいよ。

憶測で話してるから責任は取れないけど、バニーガールの服でも平気なんじゃないかなってくらいのラフさだった。

 

 

 

 

ちなみに、追加で1000円を払えばふんどしが貰え、ふんどし姿で滝に打たれることができる。

 

 

担当の人は、「ふんどしはSNS映えしますよ」と誘惑してきた。

 

 

 

 

 

SNS映え・・・。

 

 

 

この時はちょっといいなとは思いつつも断った。

しかし、更衣室で僕は空手着に着替えていた時に、脳裏に「ふんどし」の4文字がチラチラと出てくる。

 

 

SNS映え・・・。

 

 

ふんどし、有りかも・・・。

 

 

 

 

僕はイイネがほしい。承認欲求が止まらない。

 

 

 

着替えてる途中、僕はさっきの担当者の元に駆け寄り、 やっぱりふんどし下さい、と頼んだ。

牛丼屋で「やっぱり温玉下さい」って言うくらいのノリだよ。

 

そして担当の人から受け取ったふんどしは薄くて白色の生地だった。

 

そのふんどしは、それはそれはとても不安になるくらい生地が薄かった。

 

 

手ぬぐいより薄いんじゃないか?

これ、透けちゃうんちゃうの?

 

 

 

別に僕自身は、自分のちんちんを知らない人に見られても何の感情も沸かない性格だから問題無い。(見せたがり)

でも逆に、知らない人のちんちんを見たら嫌な気持ちになる人もいると思うんだ。

 

 

だから、担当の人に聞いたんだ。

 

これ、薄いけど大丈夫ですか?透けちゃいません?って。

 

そしたら担当の人は「大丈夫です。ふんどし巻く際に布が2枚前に重なる感じになるので透けづらいですよ。」とおっしゃってくれた。

 

 

 

経験豊富な滝行の人が言うんだから間違いないだろう。

 

 

 

僕はふんどしを巻き、その上に空手着を着て、滝行をする場所まで向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで結論から言うと、ふんどしは全然透けた

 

皆さんのお察しの通り、水に濡れたら全てが透けた。

 

SNSに載せづらい感じの、すごい汚い画ヅラだった。失敗だった。

 

 

だからもし今後、ふんどしを履いて滝行に挑もうとしてる人がいるなら、僕は伝えたい。

 

股間周りのムダ毛処理と、インナーとしてブーメランパンツは履いた方がいい。

 

僕は上記の事を怠ったために完全に公然猥褻罪だった。

 

 

 

よし、話を戻そう。

全員の着替えが終わり、まずは滝行をする場所まで向かう。

 

 

 

雪が少しだけ積もっていたよ。

 

 

 

ちなみにここの滝行をさせてくれる場所はバラエティ番組で使われることが多いらしく、あんな芸人やこんな芸人もここで滝に打たれてるらしい。

 

 

 

滝に入る前にまずはお経を唱える。

マジのやつだ。

 

 

 

そして清めの塩を手に取り、体にパラパラとふりかける。

 

 

隣にいた先輩は結構な量の塩を手に取り、体に浴びていた。

 

フと横を見たら先輩が全身塩まみれになっていて笑った。

上着の繊維に潜り込む結構な量の塩。

 

 

 

そしてお酒を少しだけ口につけた後に、顔に軽くかける。

ここでも結構な量のお酒で洗顔する先輩。 お酒が目に入って痛いってずっと言っていた。

 

 

 

 

 

そしていよいよ滝に入る時がきた。

 

多分みんなわかってるかもしれないが、僕は滝に打たれてまで祈願したい出来事があったり、精神力を鍛えたいと思ったわけではない。

 

 

 

何となくでここに来ちゃってる。

 

 

大した決意も無いため、何回も帰ろうと思ったけど段々ハイになってきた。

 

 

 

 

 

 

 

そしていざ入水。

 

 

 

 

ンゥー!!

 

 

 

 

当たり前だが極寒。

ヒザ下まで水が浸かったところで全身がガタガタ震えてくる。

 

 

そして、担当者の合図で肩まで水に浸かる。

この瞬間が一番キツかった。

 

終始ガタガタ震える。

 

その後、滝の下まで移動して、いよいよ滝に打たれる時がきた。

 

 

 

 

 

滝に打たれる時間は大体2分くらい。

 

滝行ってさ、写真とか動画で見ると「ショボそう」「自分でも出来そう」って思わない?

 

僕はそう思ってたんだけど、超反省した。

 

 

 

 

 

 

滝って肌に当たると結構痛い。バッチバチ来る。

そして滝の勢いに負けてたまに息が出来なくなる。

 

 

 

滝に打たれる時間が2分って聞くと短いと思うかも知れないけど全然そんなことない。

 

1秒1秒が長い。しんどい。

 

 

合成写真かな?

 

 

 

ここ最近で最も長い2分間だった。

 

 

 

 

ダイジェスト映像↓

 
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エイッ!エイッ…!!

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滝の勢いでふんどしがめくれ続けていた。 ポロリしまくってたと思う。

変態 in da house.

 

滝行が終わった直後、満身創痍となっている僕に担当者の人が「おかわりどうですか?」と聞いてきた。

やよい軒スタイルだ。おかわり自由。

 

 

 

 

いいです!って言いながらダッシュで逃げた。

 

 

だけど、一緒にいた先輩はおかわりをしていた。

 

 

頭おかしい。

 

ちなみにこの先輩も特に落としたい厄は無いらしい。単純に頭おかしいだけだった。

 

 

 

 

 

ちなみにどの趣味の世界にもガチ勢は存在する。

 

この滝行にもガチ勢が存在していた。

毎年、真冬に参加しているというおっちゃんと仲良くなって色々話しを聞いた。

 

そのおっちゃんは寒ければ寒いほどテンションが上がるらしい。

去年の真冬はツララがたくさんあったらしい。死ぬわ。

 

僕には共感が出来なかったけど、そこにやりがいを感じるみたいだった。

 

そして、「全くの他人が滝行をしているという光景」を自前のカメラで撮影することを趣味としているカメラマンの集団がいた。

 

そして、ただ滝行を見に来ただけ、というギャラリーも何人もいた。

 

普通に生きてるだけじゃ出会えないような人に会えるから、趣味の世界は面白い。

 

 

 

果たして僕の透けちんは撮られていたのだろうか。

 

 

 

 

 

そして、滝行も無事に終わり、暖かい飲み物を振舞ってくれた。

生き返る。

 

 

 

これが最高に美味しい。

この日は節分だったのでお豆もいただいた。節分の豆って美味しいよね。

 

 

ちなみに滝行は、体脂肪が少ない人ほどしんどいらしい。

僕も先輩も体脂肪が少ない方なのでめちゃくちゃしんどかったと思う。

 

それでも割と躊躇なく、はしゃぎもせずに滝の中に黙々と突っ込んでる僕達を見た担当者は、 「初体験とは思えない、近年まれに見る潔さだった」と言ってくれた。

 

担当の人は褒めて伸ばしてくれるタイプだった。うれしい。

 

スタッフも、他の参加者達も良い人達だったなぁ。

 

 

 

次もまたやりた・・・くはない。

 

 

滝行を終えた後は、温泉に行って体を暖めた。

最高に生き返る。

 

 

つかの間のふんどし干しタイム

 

 

 

 

 

 

その後は小田原にある港で、あら煮定食を食べたり、ぶらぶらと観光して一日が終わった。

あら煮美味しすぎた。

 

干物のおこぼれを狙うハンター

 

ポートレイトモードってすげぇ、な写真

 

 

 

 

 

なかなか楽しい一日だったな。

 

みんなも滝行が気になったら行ってみてほしい。

 

めっちゃ面白い!ってわけではないけど、貴重な体験が出来るはず。

 

 

滝行をやる前に、担当者の人が滝行をやる意味を教えてくれた。

 

  • 厄除け
  • 願掛け
  • 色々な人生の節目に自分を変える
  • 気合い入れ
  • 体調を良くする

 

最後の「体調を良くする」なんだけど、この日に担当してくれた人も、担当者の上司も風邪を引いていた。笑

 

「私たちが風邪引いてるから全く説得力が無いんですけどね」と笑っていた。

 

 

 

 

 

 

そして今回担当してくれた人は40分近く、滝行の参加者を案内したり撮影しながら、ずっと水の中にいた。

 

全然寒そうにしないその姿を見て、格の違いを思い知った。

 

2分ほどでヒイヒイ言ってる僕達は何だったんだ。

これには僕も先輩も衝撃を受け、清く正しくマジメに生きないとダメだなと思った。

 

 

本当に行ってよかった。

自分を変えることが出来たと思ってる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と思いきや帰りの車の中で、「濡れてる道着って何かエロかったね」って話で盛り上がった。

 

 

 

 

 

 

 

人の煩悩はそう簡単に落ちない。

 

 

 

 

皆さんにそれだけは覚えてもらい、今回の記事を終わらせていただきます。

それでは。